2.ビジネス名著をマンガで学ぶ!『まんがでわかる 7つの習慣』
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監修:フランクリン・コヴィー・ジャパン
漫画:小山鹿梨子
出版社:宝島社
世界的なベストセラー『7つの習慣』のエッセンスを、物語と図解を通して分かりやすく学べるコミック版です。
『7つの習慣』に興味はあるけれど、
「原書は分厚くて手が出ない」
「読んでみたけれど難しかった」
「まずは全体像をつかみたい」
という新人・若手の方には、特におすすめしたい一冊です。
また、この本でも少し難しいと感じる方は、先に『13歳から分かる!7つの習慣』などの入門書で基本事項を押さえてから戻ってくる方法もおすすめです。
私がこの本をすすめる理由
私は20代の頃に、原書の『7つの習慣』を読みました。
名著だと言われていたので、
「これは読んでおいた方がいいだろう」
と思って挑戦したのですが、当時の私には難しく、正直なところ十分に理解できませんでした。
それでも、
「これだけ多くの人が名著と言っているのだから、いつかもう一度読みたい」
という思いは残っていました。
そんな中で出会ったのが、このコミック版です。
実際に読んでみると、物語を読み進めながら重要なポイントが図解などで整理されているため、以前は分からなかった『7つの習慣』の全体像がかなり見えやすくなりました。
そして、このコミック版を読んだあとに、もう一度原書へ挑戦しました。
すると、以前感じていたモヤモヤがかなり晴れ、
「ああ、これはこういうことを言っていたのか」
と理解しながら、最後まで読み切ることができました。
その経験から、私は新人・若手の方に、いきなり分厚い原書と格闘することを必ずしもおすすめしません。
まずコミック版で地図を手に入れてから原書へ進む。
この順番でも十分だと思います。
「インサイド・アウト」という考え方
『7つの習慣』を読むうえで、最初に押さえておきたい考え方の一つが、
「インサイド・アウト」
です。
簡単に言えば、問題を周囲や環境だけのせいにするのではなく、まず自分自身の内側、つまり自分の考え方や行動から変えていくという考え方です。
私はここに、『原因と結果の法則』にも通じるものを感じました。
会社で働いていると、
「上司が悪い」
「会社が悪い」
「環境が悪い」
と言いたくなることもあるでしょう。
もちろん、自分では変えられない問題もあります。
しかし、自分が変えられる部分まで他人任せにしてしまえば、状況はなかなか変わりません。
まず、
「自分にできることは何だろう?」
と考える。
この姿勢は、若いうちから身につけておいて損のない考え方だと思います。
私が特に衝撃を受けた「優先順位」の考え方
『7つの習慣』の中で、私が特に好きだったのが、
仕事の優先順位についての考え方
です。
これは当時の私にとって、まさに目からうろこでした。
仕事は、大きく考えると、
「緊急か、緊急ではないか」
そして、
「重要か、重要ではないか」
という視点から整理できます。
新人・若手の頃は、どうしても目の前に飛び込んできた仕事や、「急ぎです」と言われた仕事から手をつけてしまいがちです。
しかし、
「緊急な仕事=最も重要な仕事」
とは限りません。
むしろ長い目で見ると、まだ緊急ではないけれど重要な仕事に、普段から時間を使えるかどうかが大きな差になります。
例えば、
スキルを身につける。
仕事の準備をする。
マニュアルを作る。
人間関係を築く。
将来起こりそうな問題へ先回りして対応する。
こうしたことは、今日やらなくても大問題にはならないかもしれません。
しかし、後回しにし続ければ、いずれ「緊急かつ重要な仕事」に変わってしまうことがあります。
私は会社員生活の中でも、この考え方を何度も意識しました。
「緊急ではないけれど重要なこと」に時間を使う
例えば、仕事が属人化しているとします。
今日マニュアルを作らなくても、明日の仕事は回るかもしれません。
そのため、つい後回しになります。
しかし、その担当者が突然休んだり、異動したり、退職したりすれば、一気に問題になります。
マニュアル作成や情報共有は、
今すぐ困らないけれど、将来の問題を防ぐために重要な仕事
なのです。
これは、これまで紹介してきた「仕事を抱え込まない」「仕事を任せる」といった考え方にもつながっています。
目の前の仕事を処理するだけではなく、
将来、仕事が止まらないように準備しておく。
この視点を若いうちに知っているだけでも、長い会社員生活では大きな違いになると思います。
この本を読むメリット
『まんがでわかる 7つの習慣』の大きなメリットは、世界的に知られている『7つの習慣』の基本的な考え方を、物語を通して比較的短時間で理解できることです。
特に新人・若手の方なら、
自分で考えて行動すること
周囲との関係をどう築くか
仕事の優先順位をどう考えるか
長期的な視点を持つこと
など、これから長く仕事をしていくうえで役立つ考え方を学べます。
また、『7つの習慣』は管理職や経営者をはじめ、多くのビジネスパーソンに長く読まれてきた本です。
そのため、内容を知っておくこと自体が、上司や先輩などとの共通の話題になることもあります。
新人・若手に特に覚えてほしいこと
この本から一つだけ持ち帰るなら、私は、
「緊急ではないけれど、重要なことを後回しにしない」
という考え方をおすすめします。
目の前の仕事に追われていると、どうしても「今日やらなければ困ること」ばかりに時間を使ってしまいます。
しかし、仕事ができる人ほど、
問題が起きる前の準備
に時間を使っています。
今日の仕事を終わらせるだけではなく、
「これは将来の自分や周囲を助ける仕事だろうか?」
という視点を持つ。
この考え方を若いうちに身につけられれば、その後の会社員生活で大きな武器になると思います。
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