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【仕事を抱え込む人へ】仕事を抱え込まないためには?相談・任せる・断るの考え方

ノボル

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「仕事がどんどん増えて、もう手いっぱい」

「頼まれると断れない」

「人に頼むくらいなら、自分でやった方が早い」

「上司に相談したいけれど、仕事ができないと思われそうで怖い」

仕事をしていると、このような状態になることがあります。

私自身、若い頃に仕事が一時的に急増し、本当にパツンパツンになった経験があります。

若い頃の私は、

「仕事を断るのは悪いこと」

という感覚も多少持っていました。

しかし、長く会社員として働くうちに考え方が変わりました。

仕事を断ったり、人に任せたり、上司へ相談したりすることが、むしろ正解の場合もあります。

なぜなら、会社の仕事で大切なのは、

「自分一人が全部やること」ではなく、「業務全体が滞りなく流れること」

だからです。

そして、仕事を抱え込みすぎないために、私が特に大切だと思っているのが、

限界になる前にアラートを出すこと。

この記事では、私自身の会社員経験をもとに、仕事を抱え込まないための考え方について紹介します。


仕事を抱え込むと「自分だけの問題」ではなくなる

仕事をたくさん抱えていても、すべて期限内に問題なく処理できるのであれば、それ自体が悪いわけではありません。

問題になるのは、

仕事が滞り始めたときです。

締め切りに間に合わない。

お客様への回答が遅れる。

後工程の人が待つ。

周囲が進捗を把握できない。

本人が休むと仕事が止まる。

こうなってくると、仕事を抱えている本人だけの問題ではなくなります。

仕事は一人だけで完結するものばかりではありません。

一人のところで仕事が止まれば、その影響が周囲へ広がることがあります。

だから私は、

「自分がどれだけ仕事を持っているか」よりも、「仕事全体が滞りなく流れているか」

を見ることが大切だと思っています。

「大丈夫です」を感覚だけで終わらせない

一緒に仕事をしている人の進捗が少し心配なとき、

「大丈夫?」

と聞けば、

「大丈夫です」

と返ってくることがあります。

もちろん、本当に大丈夫なら問題ありません。

しかし、明らかに厳しそうな場合は、そこで終わらせず、

具体的なスケジュールや数字で確認する

ことも大切だと思います。

いつまでに何をするのか。

現在どこまで終わっているのか。

残りはどれくらいあるのか。

このペースなら締め切りに間に合うのか。

責めるのではなく、時系列で一緒に確認します。

すると本人自身が、

「あれ? このままだと間に合わないかもしれない」

と気づくこともあります。

無理そうであれば、そこで上司やチームへ共有し、必要な対応を考えればいいのです。


限界になる前、「黄色信号」でアラートを出す

仕事を抱え込まないために、私が大切だと思っているのが、

「懸念が出た時点で知らせる」

という考え方です。

私はこれを、信号に例えると分かりやすいと思っています。

青信号|通常どおり進める

問題なく、自分のキャパシティの中で仕事を進められている。

この状態なら、通常どおり進めます。

黄色信号|自分で進めながら、周囲へ知らせる

「ひょっとしたら危ないかもしれない」

という懸念が出てきた状態です。

まだ自分で進められる。

締め切りにも間に合う可能性がある。

だから、すぐに誰かへ仕事を渡す必要はありません。

しかし、

上司や周囲には少し知らせておく。

「今のところ進めていますが、このままだと少し厳しくなる可能性があります」

という具合です。

黄色信号は「止まれ」ではありません。

進むけれど、注意する状態です。

仕事も同じだと思います。

赤信号|相談して、必要なら仕事を移管する

さらに状況が進み、

「このままでは厳しい」

「締め切りに間に合わない」

「品質を維持できない」

と判断したら赤信号です。

この段階では、

上司へ相談し、必要なら仕事の移管や再配分をお願いします。

黄色信号の段階で知らせていれば、上司にとっても突然の話ではありません。

これが、問題が大きくなってから初めて、

「実は間に合いません」

と報告する場合との大きな違いです。


私自身、仕事が増えすぎて上司へ相談したことがある

若い頃、私自身にも一時的に仕事が急増し、パツンパツンになったことがありました。

お客様がいる仕事では、自分ではコントロールできない事情によって、突然仕事量が増えることがあります。

そのとき私は、

「このまま全部自分でやろう」

とはしませんでした。

上司へ相談することにしました。

ただし、

「忙しいので何とかしてください」

とだけ伝えたわけではありません。

仕事の内容と締め切りを簡単なリストにした

相談する前に、簡単な資料を作りました。

書いたのは、

・仕事の簡単な内容・それぞれの締め切り

です。

そして、

「急に仕事が増えて、このままでは厳しい」

という状況を説明し、チーム内で仕事を振り分けてもらえないか相談しました。

上司は仕事内容を確認し、

「この仕事なら、この人へ振れそうだ」

と判断して、チーム内で仕事を再配分してくれました。

その結果、仕事は無事に完了しました。

もし、あのとき相談せずに一人で抱え込んでいたら、後々かなり大変なことになっていたと思います。

お客様にも迷惑をかけ、クレームにつながっていたかもしれません。

この経験からも、

「危ないかもしれない」と思ったら、早めに相談すること

は大切だと感じています。


仕事は「すぐ断らない。でも、全部引き受けない」

若い頃の私は、仕事を断ることに多少の抵抗がありました。

しかし経験を積むと、

断ることがやむを得ない場合もあるし、断る方が正解の場合もある

と分かってきました。

ただし、仕事を頼まれた瞬間に、

「今無理です」

と答えるのは避けた方がいいと思います。

まず「仕事内容・締め切り・背景」を聞く

自分がどれだけ忙しくても、まず依頼内容を聞きます。

何をしてほしいのか。

いつまでなのか。

なぜ急いでいるのか。

どのくらい重要なのか。

これを聞かなければ、自分が今持っている仕事と比較できません。

新しく頼まれた仕事の方が、実ははるかに重要かもしれません。

だから、

まず話を聞く。

そのうえで判断します。

「できる・できない」ではなく選択肢を出す

自分のキャパシティを超えている場合、私は上司に判断してもらえるよう、いくつかの選択肢を出すようにしていました。

例えば、

「私がこのまま担当するなら、○日までならできます」

あるいは、

「もっと早く必要であれば、現在私が担当している仕事を誰かへ移していただければ対応できます」

という形です。

つまり、

A:今の仕事を続けながら、新しい仕事を○日までに行う

または、

B:今の仕事を他の人へ移管して、新しい仕事を優先する

という選択肢です。

最終的な優先順位は上司に判断してもらいます。

単純に、

「できません」

で終わるのではなく、

「この条件ならできます」

と伝える。

これだけでも、仕事の話はかなり進めやすくなります。


人に頼ることは「自分が楽をすること」ではない

仕事を抱え込んでしまう理由の一つに、

「人に頼むのが申し訳ない」

という気持ちもあると思います。

私自身、若い頃には多少そういう感覚がありました。

しかし、長く働くうちに考え方が変わりました。

大切なのは、

業務が滞りなく流れることです。

自分が抱え込んだことで仕事が止まるのであれば、その方が周囲へ迷惑をかけてしまいます。

仕事を移管した方が、会社全体としてうまく回るのであれば、そちらを選ぶ。

私はこれを、

「全体最適」

と考えています。


「自分でやった方が早い」にも落とし穴がある

確かに、

「人へ説明するくらいなら、自分でやった方が早い」

という仕事はあります。

短期的に見れば、それが正解の場合もあります。

しかし、その仕事をずっと一人だけが担当していたらどうでしょうか。

その人が、

体調不良で休む。

冠婚葬祭で休む。

異動する。

退職する。

こうしたことは、誰にでも起こり得ます。

そのとき、

「その人しか分からない」

では、業務が止まってしまいます。

だから、長期的には後を担える人を育てたり、仕事を共有したりすることが大切です。

「説明するのが面倒」ならマニュアルを作る

毎回同じことを一から説明するのが大変なら、

誰でも分かるマニュアルを作る。

完璧なマニュアルでなくても構いません。

簡単な手順書でも、何もない状態とは大きく違います。

一度作れば、次に仕事を引き継ぐときにも使えます。

「任せるのが不安」は改善ポイントを見つけるチャンス

「この仕事を人に任せるのは不安だ」

と思ったら、

何が不安なのかを具体的に考えてみる。

ここは間違えやすい。

この判断は経験が必要。

この操作を間違えると大きな問題になる。

そうやって不安を具体化していくと、

まさにそこが、その仕事のミスが起きやすいポイント

だと分かります。

だったら、その部分をマニュアルの注意点として残せばいい。

「不安だから任せない」

で終わらせるのではなく、

「なぜ不安なのか」を見える化して、仕事の仕組みを改善する。

これも大切だと思います。


人に仕事を任せるなら「丸投げ」にしない

仕事を抱え込まないことと、何でも人へ丸投げすることは違います。

私が仕事をお願いするときは、できるだけ依頼内容をテキスト化するようにしていました。

私が意識していた仕事の渡し方

① 依頼内容をテキストにする

何をしてほしいのかを残します。

② マニュアルがあれば一緒に渡す

既存の資料があれば活用します。

③ なければ簡単な手順書を作る

完璧でなくても、仕事の流れが分かるようにします。

④ 間違えやすいポイントを書く

注意すべきところを事前に伝えます。

⑤ 対面でも説明し、理解できているか確認する

資料を渡して終わりではなく、相手が理解しているかを確認しながら移管します。

こうすれば、仕事を受け取る側も進めやすくなります。


「その人しか知らない仕事」は会社にとってリスクになる

私が異動した職場で、一人の人に多くの仕事が集中していたことがありました。

その人しか知らないことも多い状態でした。

しかし、どんな人でも突然休む可能性があります。

冠婚葬祭。

体調不良。

異動。

退職。

何が起きるかは分かりません。

だから、

「仕事はチームで行うもの。誰か一人に何かあっても、業務が止まらない状態を作ろう」

という考え方を共有し、マニュアル作成や情報共有を進めました。

何年も属人化していた仕事を「見える化」した経験

別のケースでは、何年にもわたって属人的に行われていた仕事もありました。

その人しか詳しく分からない。

その人に聞かなければ仕事が進まない。

そうした状態です。

そこで、仕事を見える化していく方針の中で、その仕事についても少しずつ見える化を進めていきました。

長年続いていた仕事だったので、すぐには変わりません。

かなり時間はかかりました。

しかし最終的には、複数人で共有できる状態にすることができました。

私は、仕事の見える化や共有というのは、

安全装置

であり、

保険

であり、

プランB

だと思っています。

普段は必要性を感じないかもしれません。

しかし、何か起きたときにプランBがなければ、仕事そのものが止まる可能性があります。


仕事を抱え込んで限界なら「エレベーター」を思い出してほしい

もし新人・若手の方から、

「仕事を抱え込みすぎて、もう限界です。でも上司に相談するのが怖いです」

と言われたら、私はこう伝えると思います。

その気持ちはとてもわかります。

でも、今相談しなければ、一日遅れるごとにもっと怖くなります。

本当にどうにもならない状態になってから報告すれば、問題も大きくなっているでしょう。

今なら、怖がる必要はありません。

自分のキャパシティを超えたらアラートを出す。

それは、

当たり前の仕事をしているだけです。

エレベーターも定員オーバーなら「ブーッ」と鳴る

エレベーターに人が乗りすぎたら、

「ブーッ」

とアラームが鳴ります。

あれが鳴らなかったら危ないですよね。

人間の仕事も似ていると思います。

キャパシティを超えているのに、

「大丈夫です」

と何も言わない。

そして限界を超えてから止まってしまう。

それより、

「ちょっと危なくなってきました」

とアラートを出した方がいい。

だから、

じゃあ、鳴らそうよ。

全然おかしなことではありません。


仕事を抱え込まないための「青・黄・赤」3段階

最後に、私の考え方をシンプルにまとめます。

🟢 青|自分で進める

問題なく処理できる。

通常どおり仕事を進めます。

🟡 黄|懸念を共有する

「ひょっとしたら危ないかも」

と思った段階です。

まだ自分で仕事は進める。

しかし、

上司や周囲へアラートを出しておく。

🔴 赤|相談して移管・再配分する

「このままでは無理」

と分かった段階です。

抱え込まず、

上司へ相談して仕事の移管や再配分を検討する。

大切なのは、

赤になるまで黙って待たないこと。

黄色の段階で知らせておけば、周囲も準備できます。


まとめ|仕事を抱え込まないことは「仕事を止めない」ための仕事

仕事を抱え込まないというと、

「人に仕事を押し付ける」

「楽をする」

「自分の能力が足りない」

というイメージを持つ人もいるかもしれません。

しかし、私はそうは思いません。

会社で大切なのは、

一人がすべての仕事を抱えることではなく、業務全体が滞りなく流れること。

です。

仕事量が増えたら見える化する。

懸念が出たら黄色信号を出す。

限界が見えたら赤信号を出す。

上司へ相談する。

必要なら仕事を再配分する。

人へ任せるなら、手順や注意点を共有する。

属人化している仕事は、マニュアル化・見える化する。

こうして、

自分がいなくても仕事が回る状態

を作っていく。

それは、自分のためだけではありません。

一緒に働く人のためでもあり、お客様のためでもあり、会社の事業を継続するためでもあります。

そして、もし今、

「仕事を抱え込みすぎている。でも相談するのが怖い」

と思っているなら、

エレベーターを思い出してみてください。

定員オーバーなのにアラームが鳴らない方が危ない。

自分のキャパシティを超えそうなら、アラートを出していいのです。

むしろ、

きちんとアラートを出すことも、仕事の一つ。

私は長い会社員生活を通して、そう考えるようになりました。

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毎日一粒タネを撒く人
約25年間会社員として働いた後、現在は農業やブログ、YouTubeなど、新しいことに挑戦しています。 このブログでは、農業、健康、ガジェット、ビジネス、暮らしの工夫、趣味(読書・映画)など、実際に経験したことを中心に発信しています。 うまくいったことも失敗したことも含めて、誰かの参考になる情報を残していければと思っています。 「毎日一粒タネをまく」を合言葉に、コツコツ積み上げていきます。
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