8.【初心者向け】『世界一わかりやすい在庫削減の授業』をおすすめする理由|在庫管理の基本を学べる一冊
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「在庫管理は物流や倉庫の担当者が勉強するもの」
そう思っている方も多いのではないでしょうか。
しかし私は、在庫についての基本的な知識は、
営業、マーケティング、企画、システムなど、一見すると在庫とは直接関係なさそうな仕事でも、会社全体を見ると在庫とつながっていることは珍しくありません。
とはいえ、在庫について初めて勉強する人が、いきなり専門的な本を読むのは大変です。
私自身、在庫について勉強しようと思ったときに、評判の良い書籍を何冊か読みました。
その中で、
「初心者には、これが一番わかりやすい」
と感じたのが、今回ご紹介する『世界一わかりやすい在庫削減の授業』です。
『世界一わかりやすい在庫削減の授業』とは?
書籍名:世界一わかりやすい在庫削減の授業
著者:若井吉樹
出版社:サンマーク出版
この本を私がおすすめする一番の理由は、タイトルにもある通り、
在庫管理という言葉を聞くと、
「専門用語が多そう」
「数字がたくさん出てきそう」
「自分は在庫担当ではないから関係ない」
と思ってしまう人もいるかもしれません。
しかし、この本はストーリー仕立てで読み進めることができ、在庫削減の重要性や基本となる考え方を理解していくことができます。
専門家になるための一冊というより、
「在庫について何も知らない人が、最初に読む一冊」
としておすすめしたい本です。
在庫とまったく関係のない会社は意外と少ない
そもそも「在庫」とは何でしょうか。
一番わかりやすいのは、小売店の商品でしょう。
スーパーの商品。
家電量販店の商品。
ネットショップの商品。
メーカーなら、完成した製品だけではありません。
原材料や部品などもあります。
会社によって形は違いますが、事業を行ううえで何らかの「モノ」を扱っている会社は非常に多くあります。
だからこそ私は、サラリーマンとして長く働くのであれば、
「在庫は多い方が安心」とは限らない
在庫について何も知らない頃は、
「商品はたくさん持っていた方が安心なのでは?」
と考えてしまうかもしれません。
確かに、在庫が十分にあれば、注文が入ったときに商品を提供しやすくなります。
一方で、在庫を持つことにもさまざまな負担があります。
商品を保管する場所も必要ですし、管理するための手間もかかります。
商品によっては、古くなったり、売れなくなったりすることもあります。
そして何より、商品を仕入れたり製造したりするためには、お金が必要です。
つまり、
「在庫を持つ=会社のお金がそこに使われている」
という視点も必要になります。
だからといって、在庫を減らせば減らすほど良いという単純な話でもありません。
必要なときに商品がなければ、販売する機会を逃してしまう可能性があります。
この「多すぎても困る、少なすぎても困る」というところが、在庫管理の難しいところでもあります。
営業にも在庫の知識は役立つ
営業職であれば、
「自分は商品を売るのが仕事だから、在庫管理は物流部門に任せればいい」
と思うかもしれません。
しかし、実際には営業と在庫は無関係ではありません。
例えば、お客様から大量の注文をいただいても、商品がなければすぐには納品できません。
逆に、売れると思って商品を大量に用意したのに販売できなければ、会社には在庫が残ります。
「売る」という行為の前後には、在庫が存在する。
この感覚を持っているだけでも、会社全体を見る視点が少し変わると思います。
マーケティングにも在庫の知識は役立つ
マーケティングも同様です。
広告やキャンペーンによって商品が予想以上に売れた。
これは一見すると大成功です。
ところが、商品が足りなくなって販売できなければ、せっかく生まれた需要を逃してしまいます。
反対に、需要を大きく見込みすぎれば、大量の在庫を抱える可能性があります。
つまり、
「どれくらい売れるのか」
という予測と、
「どれくらい用意しておくのか」
は、切り離して考えにくいものです。
在庫の基本を知っておけば、マーケティングを見る目も少し変わってくるでしょう。
システムエンジニアやプログラマーにも役立つ
一見すると在庫と最も遠そうなのが、IT系の仕事かもしれません。
しかし、システムエンジニアやプログラマーも、業務システムに関われば在庫という考え方に出会う可能性があります。
在庫管理システム、販売管理システム、受発注システムなど、企業活動を支えるシステムの中には、在庫に関連するものが数多くあります。
もちろん、エンジニアが在庫管理の専門家になる必要はありません。
しかし、
「そもそも企業はなぜ在庫を管理するのか」
という基本を知っている人と、まったく知らない人では、業務を理解するスピードにも違いが出てくるのではないでしょうか。
技術だけでなく、その技術が使われる業務を理解する。
そのための基礎知識としても、在庫を学ぶ意味はあると思います。
最初から難しい専門書を読む必要はない
私がこの本を10冊の中に選んだ理由は、ここにもあります。
在庫について勉強しようと思ったとき、
「せっかく勉強するなら、本格的な専門書を読もう」
と思うかもしれません。
しかし、仕事の基礎知識として学ぶのであれば、最初からそこまで難しい本を読む必要はないと私は考えています。
まずは、
在庫とは何なのか。
なぜ在庫を減らす必要があるのか。
在庫が会社にどのような影響を与えるのか。
こうした基本的な考え方を理解する。
興味が出たり、実際に仕事で必要になったりしたら、その段階でさらに専門的な本へ進めばいいのです。
これは、私が本を選ぶときに大切にしている考え方でもあります。
最初から100点を目指さず、
その入口として、この本は非常に読みやすい一冊でした。
ストーリー仕立てだから理解しやすい
この本のもう一つの特徴が、ストーリー仕立てで読み進められるこ
ビジネス書は、内容がどれだけ優れていても、難しすぎて途中で読むのをやめてしまえば、なかなか実務にはつながりません。
特に、自分にとって馴染みのない分野を初めて勉強するときは、
「理解しやすいこと」
そのものに大きな価値があると思います。
ストーリーを追いながら、
「なるほど。在庫ってこういう問題があるのか」
「だから在庫を減らすことが重要なのか」
と理解していける。
これが、私が何冊か読んだ中でこの本をおすすめしたいと思った大きな理由です。
読んだ知識を実務でも意識してみる
本を読んだら、そこで終わりではありません。
せっかく在庫について基本的な考え方を学んだのであれば、自分の会社を見てみるのも面白いと思います。
例えば、
「うちの会社には、どんな在庫があるのだろう?」
「この商品は、どのくらい保管されているのだろう?」
「売れなかった商品はどうなるのだろう?」
「営業と在庫管理部門は、どう連携しているのだろう?」
今まで気にも留めなかったことに疑問を持つようになる。
これだけでも、本を読む前とは会社の見え方が少し変わってきます。
知識を得ることで、今まで見えなかったものが見えるようになる。
これもビジネス書を読む面白さの一つだと思います。
こんな人におすすめ
『世界一わかりやすい在庫削減の授業』は、特に次のような方におすすめです。
・在庫について一度も勉強したことがない
・在庫管理の基本だけでも知っておきたい
・難しい専門書は苦手
・営業やマーケティングの仕事をしている
・製造業や小売業など、モノを扱う会社で働いている
・IT系の仕事で業務知識を広げたい
・会社全体を見るための基礎知識を増やしたい
現在、在庫管理の仕事をしていない人にも、一読する価値があると思います。
まとめ|在庫担当ではなくても知っておきたい基礎知識
在庫管理というと、どうしても専門部署の仕事に見えてしまいます。
しかし、会社はさまざまな部署がつながって動いています。
営業が売る。
マーケティングが需要を生み出す。
商品を仕入れる、あるいは製造する。
在庫として保管する。
そして、お客様へ届ける。
自分の担当業務だけを見るのではなく、会社全体がどうつながって
そして、初めて在庫について学ぶのであれば、いきなり難しい専門書から始める必要はありません。
まずは、わかりやすい一冊で全体像をつかむ。
その入口として、私が何冊か読んだ中で最もわかりやすいと感じたのが、
『世界一わかりやすい在庫削減の授業』
でした。
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サラリーマンにおすすめのビジネス書10冊【基礎編】
『世界一わかりやすい在庫削減の授業』は、私が選んだ「
今回の10冊では、特定分野の専門家になるための本ではなく、まずサラリーマンとして仕事をするうえで土台となる知識や考え方を学べる本を中心に選んでいます。
▶︎【数百冊から厳選】サラリーマンにおすすめのビジネス書10冊【基礎編】
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