大人になってガンプラを始めたら想像以上に楽しかった|童心に戻れる大人の趣味
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最近、ガンプラを作っています。
1個ではありません。
気づけば、10個くらい買っていました。
いわゆる、
「大人買い」です。
子どもの頃の自分が見たら、きっと驚くと思います。
なぜなら、私が小学生だった頃、ガンプラは欲しいものを好きなだけ買えるようなものではなかったからです。
田舎のおもちゃ屋へ行っても、欲しい機体があるとは限らない。
お金だってありません。
それが今では、Amazonを開けば昔欲しかったガンプラを探せる。
そして大人になった今なら、買える。
最初はただ懐かしかっただけなのかもしれません。
ところが実際に作ってみると、それだけではありませんでした。
パーツを切る。
ヤスリで削る。
少しずつ組み上がっていく。
気がつくと、余計なことを考えなくなっている。
そして今回、完成したガンプラを一眼カメラと一緒に屋外へ持ち出してみました。
そこでまた、新しい楽しさを見つけました。
大人になって遊び方はずいぶん複雑になったけれど、

私がガンプラに夢中になったのは、小学生低学年の頃
ガンプラを作り始めたのは、小学校低学年の頃だったと思います。
最初に作った記憶があるのは、ガンタンク。
次がボール。
今考えるとなかなか渋いスタートですが(笑)、当時は手に入ったガンプラを作るだけで楽しかった。
もちろん、本当に欲しい機体は別にありました。
特に欲しかったのが、
ジオング。
でも、なかった。
ドムも欲しかった。
ギャンも欲しかった。
でも、買えませんでした。
今のようにスマートフォンを開いて、欲しいものを検索して、その場で注文するなんて時代ではありません。
近所のプラモデルショップへ行く。
そこにあるものの中から選ぶ。
それが当たり前でした。
田舎のおもちゃ屋には、欲しいガンプラがなかった
私が暮らしていたのは田舎です。
プラモデルショップへ行っても、人気のガンプラはほとんどありませんでした。
たぶん、入荷してもすぐに売れていたんでしょうね。
もしくは入荷さえされなかったのかも。
残っているのは、子どもの私から見ると、
「うーん……」
という機体(笑)。
アッガイ。
ゴッグ。
ガンタンク。
でも、欲しいガンプラがないんだから、それを買う。
そして作る。
当時は少し不満だったと思います。
「ジオングが欲しいのに」
「ドムが欲しいのに」
そう思いながら、店に残っているガンプラを眺めていました。
でも不思議なものです。
今なら、
アッガイが置いてあったらワクワクする(笑)。
ゴッグだって欲しい。
当時「人気のものがない」と感じていた棚が、今の私から見れば宝の山かもしれません。

子どもの私には、一つのガンプラが特別だった
小学生にとって、ガンプラを何個も自由に買うなんて簡単なことではありませんでした。
お年玉。
誕生日。
そういう特別な機会に買うものだった記憶があります。
だからこそ、一つ手に入れたときが嬉しかった。
最後の方に作ったシャア専用ザクも覚えています。
ランナーからパーツを切り離す。
説明書を見ながら組み合わせる。
少しずつ形になっていく。
それだけで夢中になれました。
それから何十年も経って、Amazonでガンプラを見つけた
大人になってから、ある日たまたまAmazonでガンプラを見つけました。
「まだあるんだ」
そこからです。
見ていると出てくる。
ギャン。
ゴッグ。
ザク。
ジム。
ドム。
グフ。
ある。
昔、あれだけ探しても見つからなかった機体がある。
もちろん、価格は昔と同じではありません。
でも、大人になった今の私は思いました。
「買える!」
(笑)
子どもの頃は、一つ買うだけでも特別だった。
ところが今は、昔欲しかったものを自分のお金で買える。
見つけるたびに買っていたら、気づけば10個くらいになっていました。
これは、かなり贅沢な気分です。
私の感覚をそのまま言葉にするなら、
宝の山を見つけたような気持ち。
大人買いって、単にお金をたくさん使うことではないんですね。
子どもの頃に「欲しいなあ」と思っていた自分のところへ、大人になった自分が届けてあげる。
そんな感覚なのかもしれません。
久しぶりに作って分かった。「無心になれる」
大人になってガンプラを買ったら、それだけで満足するのかなと思っていました。
ところが、違いました。
やっぱり、
大人になっても作るのが楽しい。
私はパーツを切って、ヤスリで削る作業が好きです。
一つ一つ処理して、組み立てていく。
そして完成した瞬間は、やっぱり嬉しい。
何より面白かったのは、作っている間の感覚でした。
没入している。
気がつくと、時間の感覚がなくなっています。
私の中では、
「時間が止まる」
という表現が一番近い。
何かについて考え続けるわけでもない。
先のことを考えているわけでもない。
ただ、目の前のパーツを見る。
切る。
削る。
組み合わせる。
次のパーツへ。
それを繰り返している。
大人の「無心」は、子どもの積み木と同じなのかもしれない
ガンプラを屋外で撮影しながら、ふと思いました。
これは、
子どもが積み木を無心でやっているのと同じなんじゃないか。
ただ、少し複雑になっただけ。
子どもの頃なら積み木を積む。
ガンプラを組み立てる。
それだけで夢中になれた。
大人になった今は、プラモデルを組み立てるだけではありません。
ポーズを考える。
一眼カメラを用意する。
レンズを選ぶ。
絞りを決める。
構図を考える。
光を見る。
背景を見る。
シャッターを切る。
やっていることはずいぶん複雑になりました。
でも、その最中の自分は、
案外、昔と同じなのかもしれません。
子どもの頃、ジオラマを作りたかった
子どもの頃の私は、ジオラマにも憧れていました。
特に作りたかったのは戦闘シーン。
ガンプラを置いて、その周囲に地形や建物などを作って、一つの世界を完成させる。
でも、小学校低学年の私にはハードルが高すぎました。
材料も必要。
知識も必要。
技術も必要。
お金も必要。
どう作ればいいのかも分からない。
今のように動画を検索すれば誰かが作り方を教えてくれる時代でもありません。
結局、私の中では「いつかやってみたいもの」のままでした。
そして大人になった今、別の方法を見つけた
ジオラマを作る。
もちろん、それも楽しそうです。
でも今回、別の遊び方を思いつきました。
自然の中で撮ればいい。
庭には草があります。
木があります。
石があります。
土があります。
空があります。
光があります。
だったら、その自然そのものをジオラマにしてしまえばいい。
完成したガンプラと一眼カメラを持って、屋外へ出てみました。

一眼カメラで撮った瞬間、ガンプラが変わった
最初は、どう撮ればいいのかよく分かりませんでした。
普通に置いて、普通に撮る。
それだけだと、やっぱり「プラモデルの写真」です。
ところが、カメラを低くしてみる。
ガンプラと同じくらいの目線まで下げる。
さらに少し下から見上げてみる。
背景をぼかしてみる。
その瞬間、
「あ、こういうことか!」
と分かりました。
最初の一枚でボケ感が出たとき、撮り方の面白さが一気につながりました。
屋内でスマートフォンを使って撮るのとは、全然違う。
小さな模型なのに、写真の中ではサイズ感が曖昧になります。
背景の木がぼける。
手前の草もぼける。
ピントの合った機体だけが浮かび上がる。
すると、さっきまで手のひらに乗るプラモデルだったものが、
「そこにいる」ように見えてくる。

草が「邪魔」ではなくなった
これも面白い発見でした。
普通に写真を撮るなら、被写体の前に草があったら、
「邪魔だな」
と思います。
ところが、ガンプラを撮っていると逆でした。
草がある方が面白い。
カメラとガンプラの間に草を入れる。
手前の草をぼかす。
すると、その奥に機体がいるように見える。
庭に生えている普通の草が、写真の中では世界を作るための一部になります。
石も同じ。
土も同じ。
木も同じ。
それまで「庭にあるもの」だったものが、カメラを通すと全部撮影素材になる。
これが、ものすごく楽しい。
ジオラマを作らない。「余白」を楽しむ
今回特に面白いと思ったのが、
余白を楽しめること。
ジオラマなら、自分で世界を作り込んでいきます。
でも自然の中では、すべてを自分で決められません。
今日は晴れ。
今日は曇り。
草が伸びている。
花が咲いている。
風が吹いている。
光の向きが変わる。
季節が変われば景色も変わる。
私はそこにガンプラを置くだけです。
全部を作らない。
自然に任せる部分を残しておく。
その余白が面白い。
プラモデルと自然が融合して、想像していなかった一枚が生まれることがあります。
ポーズ×機体×場所×天気×カメラ。組み合わせは無限大
実際に撮影してみて、一番ワクワクしたのはここかもしれません。
考えてみると、組み合わせがものすごく多いんです。
機体を変える。
ポーズを変える。
2体を組み合わせる。
撮影の場所を変える。
草むらへ行く。
石の上へ置く。
土の上へ置く。
空を背景にする。
天気が変わる。
時間帯が変わる。
そしてカメラの設定を変える。
同じガンプラでも、同じ写真にはならない。
組み合わせは無限大です。

空を背景にしたら、巨大になった
最後に試したのが、空でした。
カメラをかなり低いところまで下げる。
そこからガンプラを見上げる。
背景に空を入れる。
撮った写真を見て驚きました。
屋内でスマートフォンを使って撮っていた時とは、まったく違います。
周囲に大きさを比較できるものが少ないので、写真だけを見ると実際のサイズが分かりにくい。
ローアングルで見上げることで、さらに巨大に感じます。
これは、撮ってみれば楽しさが分かる。
そう思いました。
作る時と、撮る時。2回夢中になれる
ガンプラは作っている時だけでも楽しい。
でも完成したら、それで終わりではありませんでした。
今度は、
「どう撮ろう?」
が始まります。
作っている時は、目の前の作業へ集中する無心。
撮影している時は、想像する無心。
「ここに置いたらどうなる?」
「もっと下から撮ったら?」
「この草を前に入れたら?」
「空だけにしたら?」
「この機体なら、どんなポーズが似合う?」
次々と試したくなります。
同じ「無心」でも、少し違う。
撮影では、想像力を使います。
そして気がつけば、また時間を忘れていました。
次は、アニメのシーンを自然の中で再現してみたい
今回一日撮っただけで、次にやりたいことができました。
アニメのシーンを再現してみたい。
もちろん、本物の背景を完全に再現する必要はありません。
むしろ、
「この草むらの一角なら、あの場面っぽくできないかな」
「この石を使えばどうだろう」
「夕方なら雰囲気が出そうだ」
そんなふうに考えること自体が楽しい。
青空。
夕焼け。
雨上がり。
落ち葉。
冬の枯れ草。
春の新緑。
同じ庭でも季節が変われば、まったく違う世界になります。
一年中遊べそうです。
昔ガンプラが好きだった人へ
私は「大人になったらガンプラを買うべきだ」と言いたいわけではありません。
趣味は人それぞれです。
でも、もし昔ガンプラが好きだった人が、
「今さらプラモデルなんて……」
と思っているなら、一つだけ伝えたい。
昔のあの感覚は、ちゃんと残っていました。
箱を開ける。
パーツを切る。
ヤスリで削る。
組み上げる。
完成した機体を眺める。
ポーズを決める。
その楽しさは、大人になってもなくなっていません。
むしろ今は、子どもの頃にはできなかったことまでできます。
欲しかった機体を自分で買える。
工具も選べる。
一眼カメラを使える。
そして完成したガンプラを屋外へ持ち出して、自分だけの世界を作れる。
昔より遊び方が増えていました。
実際に私が買ったガンプラ
大人になってから、ジオング、ギャン、ゴッグ、ザク、ジム、ドム、グフなどを買いました。
気づけば10個くらい。
ここまで読んで、
「久しぶりに自分も作ってみようかな」
と思った方のために、実際に私が購入したものの中から、現在購入できるものをいくつか紹介しておきます。
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数時間、童心に戻りたい時はガンプラです
もし、小学生の頃の自分が今の私を見たら、どう言うでしょう。
昔欲しかったガンプラを買っている。
一眼カメラを持って庭へ出ている。
草むらに機体を置く。
地面すれすれまでカメラを下げる。
空を見上げながらシャッターを切る。
たぶん、小学生の私はこう言うと思います。
「それ楽しそうだね。教えて。」
今の私はこう答えます。
「これ、無茶苦茶楽しいよ!」
子どもの頃は、ガンプラを作ることそのものが楽しかった。
今は、そこからさらに遊びが広がっています。
でも、根っこにあるものは同じなのかもしれません。
子どもが積み木に夢中になる。
私がパーツを切る。
ヤスリをかける。
庭にガンプラを置く。
カメラを構える。
やっていることが少し複雑になっただけ。
夢中になっている自分は、あの頃とほとんど変わっていません。
懐かしいから楽しいだけではない。
今、本心からワクワクしています。
だから私は思います。
数時間、童心に戻りたい時はガンプラです。
大人になると、子どもの頃にはできなかったことが、できるようになります。
それも、大人になる楽しさの一つなのかもしれません。
毎日の生活に、少しだけワクワクを。
NOBORU
