25年間スーツを着て辿り着いた。ネクタイを主役にすると仕事のおしゃれは楽しくなる

ノボル

会社員時代、私は長い間スーツを着て仕事をしてきました。

若い頃はいろいろ試しました。

柄の入ったスーツ。
チェックのシャツ。
色の入ったステッチ。

それぞれ単体で見ると、おしゃれです。

でも、長年スーツを着ているうちに、私のスタイルはだんだんシンプルになっていきました。

最終的に辿り着いた考え方は、

「主張するのはネクタイ。ほかは静かに。」

です。

濃紺の無地スーツ。
白の無地シャツ。
黒のベルト。
黒の革靴。

ベースはかなりシンプルです。

ただし、サイズ感だけは妥協しません。

そして、その真ん中に好きなネクタイを一本。

私にとってネクタイは、スーツスタイルというバンドの「ボーカル」のような存在です。

ネクタイは、スーツスタイルというバンドのボーカル

バンドを想像してみてください。

ボーカルが前に立ち、ギター、ベース、ドラムがその歌を支える。

もちろん、それぞれの楽器が主役になる瞬間もあります。

でも全員が最初から最後まで、

「自分を見て!」

と最大音量で主張していたら、全体としてまとまりにくくなります。

私はスーツスタイルも少し似ていると思っています。

ネクタイがボーカル。

スーツ、シャツ、ベルト、靴が、そのボーカルを支えるバンドです。

だから私は、ネクタイを楽しみたいときほど、ほかのアイテムをシンプルにします。

スーツやシャツは面積が大きい。だから主張すると目立つ

スーツやシャツで遊ぶことが悪いわけではありません。

格子柄のスーツもあります。

チェックのシャツもあります。

どちらも、うまく着こなせばおしゃれです。

ただ、ネクタイとの大きな違いがあります。

それは「面積」です。

シャツは上半身のかなりの部分を覆います。

スーツはさらに大きな面積を占めます。

そのため、柄や色を強くすると、思っている以上に存在感が出ます。

格子柄のスーツ。

チェックのシャツ。

柄物のネクタイ。

一つひとつは格好よくても、全部が主張すると、私は少し「うるさい」と感じることがあります。

そこで、私はだんだん引き算するようになりました。

結局、濃紺無地スーツと白シャツに戻ってきた

いろいろ試した結果、私がベースとして使いやすいと感じたのが、

「濃紺の無地スーツ+白の無地シャツ」

でした。

とても普通です。

でも、この「普通」がいいのです。

キャンバスがシンプルだから、その上に置いた色が映える。

スーツとシャツがおとなしいから、ネクタイが映えます。

ベルトと革靴も黒で揃える。

これで土台はほぼ完成です。

シンプルと「適当」は違う。サイズ感にはこだわる

ここは私がかなり大切にしているところです。

シンプルだから、何でもいいわけではありません。

私が長年スーツを着てきて、一番大切だと思うのは「サイズ感」です。

肩幅。

袖丈。

首回り。

シャツの胴回り。

パンツの丈。

派手なデザインがなくても、身体にきれいにフィットしているだけで、服の見え方はかなり変わります。

だから私の基本は、

「おとなしめ。しかし、ジャストフィット。」

です。

ベースをきれいに整えたうえで、ネクタイで遊びます。

ベースがシンプルなら、ネクタイはどんどん遊べる

ここからが楽しいところです。

濃紺無地スーツと白シャツなら、ネクタイ一本を替えるだけで雰囲気をかなり変えられます。

濃紺の無地なら、誠実で落ち着いた印象。

ボルドーなら、大人っぽく落ち着いた雰囲気。

グリーンなら、少し柔らかく知的な印象。

オレンジのストライプなら、明るく活動的。

ドットなら、少し遊び心を。

グレーなら、落ち着いた雰囲気。

イエローなら、一気に明るく前向きな印象に。

スーツもシャツも昨日と同じなのに、ネクタイを替えるだけで違って見える。

これがネクタイのおもしろさだと思っています。

普段なら着ない色も、ネクタイなら取り入れやすい

黄色いスーツを仕事で着るのは、かなり勇気がいります(笑)。

黄色いシャツも、なかなか目立ちます。

でも、

「黄色いネクタイ」

なら使えます。

ピンクもそうです。

オレンジもそう。

少し大きめのドットや、はっきりしたストライプも、ネクタイという限られた面積ならアクセントとして楽しめます。

ネクタイは、

「普段なら着ない色を、少量だけ取り入れられる場所」

でもあるのです。

だから私は、スーツやシャツをシンプルにするほど、ネクタイでは自由に遊びたくなります。

「今日はどう見られたいか」でネクタイを選ぶ

ネクタイは、単にスーツと色を合わせるためだけのものではないと思っています。

私は朝、

「今日はどんな日だろう?」

と考えてネクタイを選ぶことがありました。

今日は少し堅い会議だから、落ち着いた濃紺。

たくさんの人に会うから、少し明るい色。

今日は気分を上げたいから、イエロー。

少し遊びたいから、ドット。

そんなふうに、

「今日はどんな自分で仕事をしようか」

をネクタイ一本で表現できます。

これも、仕事のおしゃれの楽しさです。

大事な商談では「お客様のコーポレートカラー」をネクタイに

そして営業の仕事をしていた頃、私が大事な商談でやっていたことがあります。

それが、

「お客様のコーポレートカラーをネクタイに取り入れる」

ことです。

例えば、お客様の会社のコーポレートカラーがブルーなら、ブルー系のネクタイ。

赤なら、赤やボルドー系。

グリーンなら、グリーン系。

もちろん、会社の色と完全に同じ色を探して、全身その色にするようなことではありません(笑)。

あくまでネクタイで、さりげなく取り入れます。

相手が気づくこともあれば、まったく気づかないこともあります。

それでいいと思っています。

大切なのは、

「今日はこの会社、このお客様に会いに行く」

と考えながらネクタイを選ぶこと。

私にとっては、商談に向かう気持ちを整える小さな儀式でもありました。

そして、もし相手が気づいてくれたら、そこから会話が生まれることもあります。

ネクタイは自分をおしゃれに見せるだけではなく、

「今日会う相手のことを考えて選ぶ」

という使い方もできるのです。

営業をしていた頃の私は、そんなネクタイの楽しみ方もしていました。

ネクタイ一本で仕事モードに切り替わる

ネクタイを締める行為そのものも、私は好きでした。

シャツを着る。

ネクタイを首にかける。

結び目を作る。

最後に鏡を見て、形を整える。

それだけで、

「よし、今日も仕事をしよう。」

という気持ちになります。

今思えば、ネクタイは単なるファッションアイテムではなく、仕事モードへ切り替えるスイッチでもあったのかもしれません。

高いスーツを何着も買わなくても、おしゃれは楽しめる

ネクタイを主役にするスタイルには、もう一つ良いところがあります。

毎日違う高級スーツを用意する必要がありません。

ベースとなるスーツやシャツをある程度固定して、ネクタイのバリエーションを増やす。

それだけでも組み合わせはかなり増えます。

長年スーツを着てきて、

「服の数を増やすこと」と「おしゃれを楽しむこと」は同じではない

と思うようになりました。

お気に入りのスーツを、きれいなサイズ感で着る。

お気に入りの白シャツを、自分できちんと手入れする。

そして朝、

「今日はどのネクタイにしよう?」

と考える。

それだけでも十分楽しいのです。

ネクタイは仕事着の「ボーカル」

長年スーツを着てきて、私のスタイルはずいぶんシンプルになりました。

濃紺の無地スーツ。

白の無地シャツ。

黒のベルト。

黒の革靴。

おとなしめです。

でも、サイズ感にはこだわる。

そして真ん中に一本、好きなネクタイを置く。

ネクタイだけは、少しくらい主張していい。

むしろ、主張してほしい。

私にとって、

「ネクタイは、スーツスタイルというバンドのボーカル。」

なのです。

今日は落ち着いた歌を歌わせるのか。

明るい歌を歌わせるのか。

少し遊んでみるのか。

あるいは、大切なお客様のことを考えて、その会社の色を選ぶのか。

ネクタイを一本替えるだけで、その日の服装も気持ちも変わります。

高いものをたくさん買わなくてもいい。

ベースはシンプルに。

サイズ感はきれいに。

そしてネクタイで思い切り楽しむ。

ネクタイだけで、仕事のおしゃれはこんなに楽しい。

これが、長年スーツを着てきた私が辿り着いた楽しみ方の一つです。

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毎日一粒タネを撒く人
約25年間会社員として働いた後、現在は農業やブログ、YouTubeなど、新しいことに挑戦しています。 このブログでは、農業、健康、ガジェット、ビジネス、暮らしの工夫、趣味(読書・映画)など、実際に経験したことを中心に発信しています。 うまくいったことも失敗したことも含めて、誰かの参考になる情報を残していければと思っています。 「毎日一粒タネをまく」を合言葉に、コツコツ積み上げていきます。
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